フィジカルコンピューティングの本当の意味は?①
こんにちは、最近ものづくりに興味を持ったなかむらです。
最近「フィジカルコンピューティング」について調べていて
勘違いしてる人が多い、という印象があったので
実際はどういう意味で使われるべきかを紹介したいと思います。
「求める意味に対して間違った言葉遣い」は仕方ないですが
「フィジカルコンピューティング」という言葉の定義を
知っておくことは損じゃないだろうと思ったので紹介します。
【目次】
- 「フィジカルコンピューティング」の解釈の違い←今回はココ
- 「フィジカルコンピューティング」の説明を原文から
1.「フィジカルコンピューティング」の解釈の違い
まずは辞典サイトの説明を見てみましょう。
はてなキーワードより
フィジカルコンピューティング(Physical Computing)はエレクトロニクスを使ってデザイナーやアーティストのために新しい素材を生み出します。そのためにはセンサとアクチュエータを通じて人間と意思疎通する物体(インタラクティブオブジェクト)をデザインすることが必要です。
現代美術用語時点ver2.0より
既存のマウスやキーボード、ディスプレイ、スピーカーといった入出力装置に、センサー、アクチュエータ、マイクロコントローラを組み合わせ、人間とコンピュータとの意思疎通の幅を拡げることがフィジカル・コンピューティングの目的である。
「意思疎通」という共通のキーワードが出てきましたが
2つの説明を見比べてもイマイチ目的が掴めません。
他にも見てみましょう。
《コンピュータをもっと身体的なもの=人の行動や生活に寄り添ったものにすることで、コンピュータと人間の意思疎通の方法に広がりが生まれるのではないか》という考えに基づいたモノづくり
またこの他にも個人ブログ等で
「専門分野でない人でも簡単に電子工作できるようにしよう!」
といった解釈をしてる人もいました。
これらを読んでいるとわかった気にもなるのですが
イマイチ確信が掴めませんでした。
「フィジカルコンピューティング」って結局なんなんだ?
②へ続く……
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キーワードは"computers for the rest of you"